自分でエアコンの分解掃除をしてみました。

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エアコンが無いと夏場は大変です!

冷暖房機能付きのエアコンは、厳寒時以外は十分暖を取ることも出来ます。

そのエアコンですが皆さん定期的に掃除されていますか?

何故かといいますと、使用している間にホコリは勿論ですが内部にカビが発生しています!

その様な状態で使用していると呼吸器など健康上の問題も出てきます。

このことからも1年毎が望ましいですが、最低でも2年に一度は分解掃除をしましょう。

しかし業者に頼むと1万円~2万円程掛かってしまいますし、作業中は自宅で待機しなければなりません。また業者のレベル若しくは技術者のレベルもそれぞれです。

時間的には丁寧にやると最低でも準備から片付けまで入れて3時間~4時間位は掛かります。

1時間程度で帰ってしまう業者は・・・

よくあるトラブルが分解掃除してもらったのに悪臭がする!汚れが一部残っている等です。

それならば自分でしっかりやってしまおうと思いました。

今回私が分解掃除にチャレンジしたのはダイキンの冷暖房エアコンです。

そんなに大きくなく、自動掃除機能も付いていないタイプの物です。

まずはアマゾンで蓄圧噴霧器とエアコンの洗浄カバーを購入しました。

右がエアコン洗浄カバー

上の写真左が蓄圧噴霧器、右が壁掛け用エアコン洗浄カバーです。

蓄圧噴霧器

この蓄圧噴霧器に水を入れて密閉し、上部のレバーを上下させ空気を入れて圧縮します。

ノズルの手元にスイッチがあり押すと水が出てエアコンを洗浄できます。

その他必要になる物は使用済みでも良いので歯ブラシや掃除用の細いブラシがあると便利です。

内部の洗浄には中性洗剤とカビキラーを使いました。

全部揃えても5,000円以内でした!

カビキラーは換気を良くしてから使用しましょう。

とにかく作業中は暑いです!!

エアコンの電源を切っておりますので窓を開けて作業したほうが良いでしょう。

作業の前に汚れない様に下にビニールの敷物を敷きます。

汚れた水を受けるバケツ等も用意します。

準備が出来たら早速外していきます。

はねを外します

下側に付いてる風向きを調節する羽根は、柔らかくたわむので横に少しずらして外します。

上部カバーを外します

上部カバーを丁寧にゆっくりと外します。
その他のカバーはドライバーを使い丁寧に外し、ネジは無くさないようにします。

洗浄カバー取り付けます。

エアコン洗浄カバーを取り付けます。 洗浄カバーにはゴムが付いているのでエアコンを覆うように取り付けます。エアコン本体の右側に基盤があるので絶対に水を掛けない様にしっかりと養生します。

外したカバー類はお風呂で綺麗にして完全に乾かしましょう!

蓄圧噴霧器の水で洗浄

ここからが本番です、蓄圧噴霧器容量は4Lですが、水は3L位ずつ10回程足しました。
ブラシと中性洗剤を使い下の黒い部分、ファンはゴシゴシ洗います。
ここにカビやごみが大量に溜まっています。
私はカビキラーをファンの奥まで噴射し、ある程度時間を置いてから作業しました。

エアコンから出た汚れ

前回業者さんに分解掃除を依頼してから2年が経ちました。
エアコン洗浄カバーを通って溜まった水は真っ黒です。
カビや汚れが相当溜まっていたのでしょう
このような状態で生活していたとは・・・

ドレンホースから水が出ます。

洗浄していると外にある室外機の横のドレンホースから水が出ます。このドレンホースはエアコン内部の水分を外に排出するために付いています。

↑左が洗浄前、右が洗浄後です。


このフィルターは1ヶ月に1度は掃除していましたがこの有様です。
メーカーの推奨は2週間に一度の清掃となっていました。
こちらは個人でも簡単に取り外しができます。
ただ取り付け取り外しは高所ですのお気を付けください。
洗浄しなくとも掃除機でホコリを吸い取るだけでも良いでしょう

準備から片付けまでの作業時間は4時間程かかりました。

ある程度要領を得れば3時間位あれば十分綺麗に出来ると思います。

分解掃除をした後は嫌な臭いもせず、風量も安定しました。

気分的にエアコンの前で深呼吸が出来ます(笑)

自分で一度やるともう業者さんを頼むことはないでしょう、使用した器具類も何度も使えますので初期投資の面でも業者さん1回分より安く済みました。

やってみれば意外とできるものですね!

ただ、機械製品ですので自信のない方は無理をなさらずに業者さんに頼んだ方が良いでしょう。

最期までお読みいただきありがとうございました。

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