賃貸と持ち家どちらがいい?マイホームに住んでいる側から考える!

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賃貸と持ち家どちらがいいのか悩みますよね?私は現在マイホームですがもちろん以前は賃貸の時もありました。両方に住んだ経験から両方のメリットとデメリットをお伝えいたします。

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賃貸のメリット

賃貸のメリットは引っ越しができることです。

家族が増えたとき

たとえば一人暮らしの時には1Rや1Kでも良いですが、結婚するとせまく感じるため1LDK以上は欲しくなります。そして子供が生まれると2LDK、3LDKと家族が増えるごとに部屋が必要になります。

勤務先や学校が変わるとき

終身雇用が崩壊した現在いつリストラされるか分かりません!今回の新型コロナの影響で解雇された方も多いです。またもっと自分を試したい、もっと条件の良い会社に行きたいと思うかもしれません。子供も小中学校は今住んでいる場所からそう遠くはないですが、高校以上になると希望通り近くの学校への通学は難しくなる可能性があります。

いつ解雇されるかわからないからね!

ご近所トラブル

これも入居してみるまでわかりません。下調べして事前に分かれば良いのですが、わたしも以前アパートに住んでいましたが住んでいたアパートの並びに挙動が不自然な人が住んでいました。近所の人達の行動をずっと見ているので気持ち悪かったですね。あと隣の住民が時々複数の友人を招き話し声や笑い声が壁一枚隔てているだけではストレスを感じました。

ご近所トラブルは意外と多いみたいね・・・

住宅設備の故障

地震でアパートが壊れたり、備え付けの給湯器、ストーブ、エアコン、風呂、トイレ、換気扇など通常の使い方で壊れた場合大家さんが負担してくれます。古くなり嫌になったら新築に引っ越しするとまた新しいものを使用できます。

固定資産税

賃貸の場合は固定資産税を払うのは大家さんです。

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賃貸のデメリット

家賃が高め

同じ広さの持ち家よりも賃貸アパートや賃貸マンションの家賃が高い傾向となります。

上下左右の部屋に気を使う

戸を静かにしめたり夜間の音楽や会話に気を使うなど周囲に迷惑を掛けないように細心の注意を払う必要があります。

ペットを飼えない

ペット可の物件もありますがまだまだ少なめです。

リフォームができない

大規模なリフォームをすることはないとは思いますが勝手に壁にくぎを打ったり壁紙を張り替えることはできません。経年劣化や日常生活で起こる消耗以外の多くは退去時に原状回復が必要となります。

高齢になってから借りにくい

不動産屋さんが大家さん(賃貸人)と借主(賃借人)の仲介をしますが、資産があっても定期的な収入が無いと難しいとおもいます。年金でも可能な場合がありますが断られる場合もあるそうです。大家さんが高齢者の一人暮らしは健康状態が悪くなった場合や最悪の場合を懸念けねんして貸したがらないそうです。万が一孤独に最期を迎え身内などに発見されるのが遅くなってしまったらどうでしょう?アパートの資産価値が下がってしまったり、入居者が退去したり新規に入居しなくなってしまう可能性があります。

終身家賃を払い続ける

そこに住んでいる限り永遠に家賃を払い続けなければなりません。一生払い続けても自分の物にはなりません。

家賃の他にかかる費用がある

共益費や管理費、駐車場代など毎月の家賃の他にかかるお金がある。

引っ越しするたびに莫大な費用が掛かる

手軽に引っ越しできるのはメリットでもありデメリットでもあります。一人暮らしで荷物が少ない場合で自分で運ぶ場合はそんなにかからないと思いますが、家族が多く引っ越し業者さんに頼むと数十万円と掛かります。その他新しい部屋にはカーテンやその他いろいろと新しくする場合が多く合わせるとかなりの大きな出費になります。

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持ち家のメリット

自分の好みの家に住める

部屋の数、間取り、壁紙、設備など自分の好きなように作ることができ住んでからもリフォームは自由です。

あまり騒音を気にしなくてよい

賃貸の頃に気を使っていたほど神経質にならなくてもよいですしペットも飼えます。犬の場合無駄吠えなどしつけをしっかりとすることにより近所に迷惑を掛けないようにすることは当然ですが。

一生住み続ける事ができる。

35年など長期の住宅ローンを利用する方が多いと思いますが、払い終えたら抵当権抹消登記をする事で自分の物になります。高齢者になり収入が年金のみになっても安心です。

資産として残すことができる

持ち家は負債だという方もおりますが投資の観点からは負債とみれますがローン完済した後は相応の値やその物件の場所によっては結構な値が付くこともありますので、子供が独立するなど家族構成に変化がおきた場合には、売却して資金をもとに新しく小さな家を買うこともできますし、アパートを購入し一室に自分が住み残りの部屋を賃貸に回し収入を得る方法もあります。

持ち家のデメリット

かんたんに引っ越しができない

住宅ローンを払い終えた方や現金一括払いをした方以外の住宅ローンで縛られているうちは簡単に引っ越しはできません。ですからご近所トラブルや嫌な人が近所にいる場合も我慢しなければなりません。

固定資産税が掛かる

毎年1月1日の土地家屋償却資産を所有している方に4月~6月に固定資産税と都市計画税の納付通知書が届きます。1期から4期分で各納期限が決められていて都度払う事も出来ますが一括で払う事もできます。私は忘れると困るので届いたら一括で払うようにしています。

修繕に費用が掛かる

賃貸の場合は自分の故意や過失が無ければ大家さんが直してくれましたが、持ち家の場合は故意や過失はもちろん消耗劣化による修繕も自費となります。たとえば給湯器やビルトインIHクッキングヒーターは数十万円しますし、10年から15年に一度塗り替える外壁屋根塗装は数十万円から100万円位掛かります。

余談になりますが、うちのIHヒーターのメインスイッチがカチッといわずスカスカになったのでメーカーに修理費用を聞いたらアッセンブリー交換(一体交換)となるので出張費用あわせて4万円位掛かるといわれました。そこで自分で修理を決断!アロンアルファ耐衝撃EXTRAを使い直すことができ3年経ってもまだ大丈夫です!アロンアルファ強し!!

ローンを組んでいる場合金利の変動がある

フラットや銀行独自の固定金利特約を組んでいる場合はその期間は大丈夫ですが、変動金利を選んでいる方は注意しましょう。といってももちろん理解したうえでローンを組んでいるのでしょうけど。

相続するときに面倒

令和2年4月の民法改正で配偶者居住権・負担付所有権・配偶者短期居住権があり相続財産に家と現金等がある場合は簡単にはいきません。

さいごに

賃貸と持ち家両方にメリットとデメリットがありライフスタイルもあるため一概にどちらがいいとはいえません。

賃貸の場合は嫌になったり飽きたら引っ越しの思考の方はお金がいくらあっても足りません。持ち家はある意味あきらめがあるので引っ越しなどの費用は掛かりませんがリフォーム費用や税金が掛かります。

価値観の違いになりますが私は持ち家にして良かったと思います。

子供の成長が柱の傷となり、思い出が壁の落書きとなりお金には代えがたい居心地の良さを作ってくれました。

子供が成長して家を出たら時々遊びにきて懐かしさを味わってくれたら良いなぁと思います。

戻ってこれる場所がある、それが持ち家の良さだと思います。

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