カーシェアリングとライドシェアリング

情報

車はとても便利ですが大都市などは移動の手段として公共の交通機関が充実しているため車を持たない方が増えてきております。

そこで最近は車が必要な時にシェアをする形が普及してきております。

シェアとは共有・分担という意味ですのでカーシェアリングやライドシェアリングなど必要なタイミングがマッチングすると維持費や保管場所など、車を所持する際の大きな負担が軽減されます。

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カーシェアリングとは

カーシェアリングとは車両提供事業者が登録を行った会員に車両を貸し出す仕組みで車両をシェアするサービスやシステムの事をいいます。レンタカーとは違い店舗が無く駐車場がその代わりとなるため、24時間の貸し出しや返却が可能となります。

燃料代や保険料も基本料金に含まれているので余計な負担もなく気軽に利用することが出来ます。

カーシェアリングは短時間の利用を想定したサービスの形と言えるでしょう。

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ライドシェアリング

ライドシェアリングとはスマホのアプリを通じて自動車を有効に活用したいドライバーの車に移動の手段として自動車に乗りたい人が同乗する仕組みで移動をシェアするサービスやシステムの事をいいます。要は相乗りということです。

乗せたい人(車両の所有者でドライバー)と移動したい人が配車仲介を通し法の下に低価格で行う新しい形の移動の手段です。

元々一般人によるタクシー業務は白タクとして原則禁止ですがドライバー不足が深刻な地域などでは例外を認める制度がありました。それが自家用有償旅客運送制度です。しかし政府はこの制度をさらに緩和することで利便性を高めたい方向のようです。それがライドシェアリングという新しい形なのでしょう。

2020年現在の日本では規制があるのでライドシェアリング は実現しておりませんが、今後実現することができれば同じ方向や同じ目的地に向かう方同士がシェアすることが出来、また過疎地ではとても有効な手段に繋がると思います。

海外ではタクシーより安価な移動手段として広く普及しております。

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シェアサービス提供の仕組みを解説。日本における25の事業者の事例を紹介したシェアリングエコノミーの入門書。

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これらのサービスを提供するのは?

カーシェアリングはタイムズカープラスを運営するパーク24が日本国内最大手となっております。その他はトヨタ自動車が日本全国の販売店を活用したカーシェアリング事業の実証実験を2019年1月より開始しました。

ライドシェアリングは米国のウーバーテクノロジーズが最大手で世界700以上の都市で事業を展開しております。その他にはシンガポールのグラブ、中国の滴滴出行などがサービスを提供しています。

今後の見通し

車離れが加速していますが地方都市などではまだまだ車が必要とされております。しかし車を所有すると車両費の他に燃料費、任意保険料、車検費用、税金、駐車場代、その他消耗品費が毎年数十万円単位で掛かります。所有から共有へと消費者の考えも変化しておりカーシェアリングを通して移動手段としての車の有効活用化が今後益々進む事でしょう。

ライドシェアリングはタクシー業界との折り合いが必要だとおもいますので現在の規制がどのように緩和されるか今後に期待します。

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