テントの歴史について

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キャンプはいつの時代でも大人気です。

自然の中でおいしい物を食べながら、仲間や家族と語らい良き思い出となります。

子どもにとってもキャンプで非日常の経験をすることにより情操教育にもなります。

そんなキャンプに欠かせないのは何といってもテントですね!

それでは、テントの歴史から見てみましょう。

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テントの歴史

テントは古代には遊牧民の住まいとして使われていました。

その頃のテントは動物の毛皮、木の皮を用いて作られていました。

その後、定住生活をするようになり紡績技術が発達してくると麻や綿を使用したテントがつくられ居住性が高まっていきました。

中世には組み立てや撤去の利便性を利用して、軍事用テントとして役割を果たすようになり、急速に世間に広まっていきました。

18世紀になるとテントの機能面が注目され、玄関、窓、バルコニーの日よけや目隠し、店舗の商品の保護など居住目的以外にも様々な用途で使用されました。

また色彩を鮮やかにし、街の景観にも影響を与えるようになりました。

現在はテントの生地にも化学繊維が使用されるようになり、耐久性や耐水性、耐摩耗性に優れたテントの製造が行われております。

設計、施工、製造の技術も日々進歩しており、テントは膜構造建築物として建築基準法における建築物としても認知されてきております。

東京ドームやその他大規模な建築物、イベント等にもとても必要な物となっています。

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テント製造業者の業種は?

日本標準産業分類においては「帆布製品製造業(はんぷせいひんせいぞうぎょう)」となります。

あまり聞きなれない業種ですね・・・

主としてテント、シート、日よけ、幌などを製造している業種です。

帆布とは、ごく太錦糸か麻糸などを平織りに織った織物で、船の帆にも使われたためこの呼び方となっています。

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テントが見直されてきてます

最近は中国製などの低価格のテントの輸入が増えており、国内の製造業者に大打撃をあたえておりました。

しかし日本を襲った土砂災害、大雪による災害、火山の噴火による災害、地震による災害に国産のテントは大活躍しました。

安心、安全でしっかりとした作りの国産のテントやシートが見直されてきており、災害が多い日本では欠かせないものとなっております。

近年は環境に配慮した材料を使うようになり、製造工程においても省エネや廃棄物の削減をするよう企業努力も年々高まってきております。

その結果より良い物が製造されて我々は安全、安心なテントを使うことが出来ております。

テントの耐久性

テントは使用期間が長く買い替えまでに数年かかります。

より良い物では数十年も使用されることもあるようです。

このようなことにより防水性、耐久性の面でも国産品が好まれているようです。

テントは安価なものから高価なものまで様々です。

やはり機能性が高く居室が広いものは値段も高くなる傾向ですね。

最近のテントの耐久性は高いので、自分の使用目的に応じて使い勝手の良い物を長く持っていたほうが経済的で良いと思います。

皆様も良いテントを手に入れて楽しいキャンプライフをお過ごしください。

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