先日近くのコンビニのオーナーさんと話す機会がありました。
慢性的な人手不足で求人を出しても全然人が来ないそうです。
ですからオーナー自ら日中も夜中も働かなくてはならない事が多いそうで心から休まる時間が全く無いそうです。
かといって時給を簡単に上げる事もできないそうです・・・
これは極端な例かもしれませんが人手不足は多くの業界で共通しているようです。
人手不足を解消する手段としてスーパー等でよく見かけるセルフレジや日本でも無人店舗が出店されており、今後益々の発展が期待できます。
このオーナーさんも恩恵を受ける日が早く来ると良いのですが・・・
無人店舗とは
レジ係の従業員がおらずAI(人工知能)とキャッシュレス決済を導入した店舗の事を言います。
近年出店されている無人店舗は商品の管理や補充など管理業務以外は無人で運営されております。
無人店舗のメリット
従業員を常時在中させる必要がないのでシフト管理業務や人件費も大幅に減らすことが出来ます。
AIを導入することでより精細に消費者の購買データを集約できます。 AIによる顔認証・生体認証・動線把握・クレジット・スマホ決済などのキャッシュレス化により顧客の蓄積された購買データを商品の陳列や商品の仕入れに活用することが出来ます。
またAIを活用しカメラ映像で商品を認識して決済を進めることが出来るので、レジそのものををなくすことが出来ます。
近年の日本の無人店舗
2018年4月 モノタロウ
2018年9月 ロボットマート
2018年12月 トライアル
2019年7月 JR東日本リテールネット
2019年8月 ローソン
身近なお店に普及するのも割と早そうですね!
近年の世界の無人店舗の状況
米国や中国では無人店舗がどんどん出店しています。
最近はネット専業事業者が実店舗で消費者との接点を設けるための動きが増えております。
2016年にアマゾン・ドットコムが無人店舗のアマゾン・ゴーを開業させました。
アマゾン・ゴーはスマホの専用アプリに表示されるQRコードをゲートにかざして入場することによりレジを通らなくても会計が済みます。このため顧客の不満となるレジ待ちを解消し、AIではまだまだ難しい商品補充や接客を従業員が行いバランスよく保たれています。
最期に
無人店舗は将来的にどんどん増えてくるでしょう。
人手不足を補い困っている方々を助ける事が出来るでしょう。
しかし人の手が必要な仕事は必ず残ります。
最近は日本に来ている外国人が活躍してくれているそうで、言葉の壁を克服し一生懸命に働いている姿を見ると自分も頑張らねばという気持ちになります。
AIに頼り便利すぎる世の中になると人間はいったいどうなってしまうのでしょうね・・・